毒親育ちのAC(アダルトチルドレン)ママは育児がつらい?
育児は大変なものだと思っていたけど想像以上につらい。自分の子ども時代を思い出して苦しくなる、という方は幼少期の影響が残っているのかもしれません。
私自身、情緒不安定な母親に育てられて生きづらさを感じる中、子育てをしています。普通に育った人たちにはわからない苦しさ、しんどさを抱えています。同じような方に向けて書いている記事です。色々な書籍を読んだり、同じ境遇の人と話した中で少しでも楽になる方法を探して取り入れてみて良かったと思うものをご紹介します。
アダルトチルドレンが育児で悩む事とは?
- 子どもにイライラしすぎてしまう
- 子どもの失敗を恐れすぎる
- 思い通りにいかないと不安で爆発しそうになる
- 自分に自信が持てない
- 周囲との人間関係に気を使いすぎる
- 子どもの行事が苦痛
- 人に頼れない、弱音を吐けない
- 子どもが泣くと責められているような気分になる
アダルトチルドレンが悩む理由は、自分自身が思い通りにならないと不機嫌になる親に育てられたり、失敗を過剰に怒られるなどの経験をしていることが多いと思います。そのトラウマが育児をしている時に無意識のうちに邪魔をしてしまっているのだと感じます。
アダルトチルドレンが育児しやすくなるには
育児を少しでもしやすくするにはどうしたらいいかを考えていきましょう。
- 自分自身が子どもの時にこうしてほしかったことや嫌だったことを書き出す
- 怒りを感じたら自分をなぐさめる
- 寝る前に自分の本当の気持ちと対話する
- 完璧じゃなくていい。30%できたらOKとする
- 思い通りにいかなくてもなんとかなる、と意識する
詳しく説明していきます。
①自分自身が子どもの時にこうしてほしかったことや嫌だったことを書き出す
育児が辛い原因の中には、自分自身が子どもの頃に感じた気持ちを解消できていない可能性があります。「お母さんに話を聞いてもらえなくてつらかった」「いつも不機嫌で怖かった」など、ずっと貯めこんできた気持ちを書き出します。そして、自分自身を癒してあげましょう。「つらかったよね。もっと話を聞いて欲しかったよね」と辛かった気持ちを受け止めてあげましょう。私もこれをやってモヤモヤしていた自分の気持ちが癒されて、育児も前向きになれました。
②怒りを感じたら自分をなぐさめる
育児をしていて子どもが言う事をきいてくれなかったり、癇癪をおこすとイライラしてしまいますよね。その気持ち、子どもにぶつける前に自分の中で整理することをおすすめします。自分の中に話し役と聞き役をつくります。「こんなことがあって本当にイライラする!私は悲しい。つらい。」と心の中で言い「それはつらいよね。よく頑張ってるよ。おつかれさま。」と自分に言ってあげます。もしできるのであれば、旦那さんやご友人などに聞いてもらってもいいかもしれませんが、その場合はただただ共感してくれる人を選ぶと良いです。イライラしていると気持ちに余裕がなくて子どもにイライラをぶつけてしまいそうになりますが、経験上、イライラをぶつける→さらにヒートアップするので、なるべく子どもには冷静に「そんなこと言われたら悲しいよ」と自分の気持ちを伝えることを意識するとお互い険悪にならずにいられると思います。
③寝る前に自分の気持ちと対話する
育児しているとどんどんストレスが溜まりますよね。解消してもしても追いつかないくらいですよね。子どもに理不尽なことを言われたりしてもその気持ちをぶつけるわけにもいかずどんどん蓄積されていき、自分の気持ちがわからなくなってきます。大変だった日には寝る前に自分の気持ちと対話することをおすすめします。「今日はどうだった?」と聞いてあげて「今日は疲れた。こんなことがあって辛かった。。」と自分がどんな感情を持ったのかをしっかりと聞いてあげることで気持ちの整理ができるのでおすすめです。
④完璧じゃなくていい。30%を目指す
アダルトチルドレンは、親から過度な期待を背負ってそれにこたえられたときだけ褒められたり機嫌が良かったので、完璧主義になりがちです。育児をしていると完璧にすることって本当に難しいので、ここで壁にぶち当たります。家事も育児も完璧にできないと自己嫌悪に陥りがちですが、30%できたらOKと意識的に考えるようにすることで育児に対するハードルを下げると少し楽になります。
⑤思い通りにいかなくてもなんとかなる
自分自身が子どもの頃、親が思い通りにならないとすぐに怒られたり機嫌が悪くなってませんでしたか?そのように育てられると、自分が育児する中でも思い通りにならないとすごく苦しくなったりします。思い通りにならなくても完璧じゃなくてもいいんだと意識することで気持ちも軽くなります。
まとめ:自分の感情を整理してACを克服しよう
育児をする中で苦しい気持ちを感じる方はぜひこの方法を試してみてください
- 自分自身が子どもの時にこうしてほしかったことや嫌だったことを書き出す
- 怒りを感じたら自分をなぐさめる
- 寝る前に自分の本当の気持ちと対話する
- 完璧じゃなくていい。30%できたらOKとする
- 思い通りにいかなくてもなんとかなる、と意識する
読んでいただき、ありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。
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