産後うつからの自律神経失調症!ボロボロママから復活した方法
こんにちは♪私は1歳8か月差の子ども2人のママです。上の子が1歳になった頃に妊娠してバタバタと2人目を出産しました。2歳差は大変と聞いていましたが、なんとかなるでしょうと楽観的にいました。そしたら、キャパオーバーになり産後鬱になってしまいました。産後鬱からの自律神経失調症、そこからの回復について記事にしました。この体験談が同じように悩んでいる人に少しでも何かのヒントになればうれしいです。
産後うつ発症
産後うつになったのは下の子が生後4か月になった頃でした。それまでは慣れない2人育児に精一杯でした。上の子はまだ1歳で甘えたい盛りだったのでなるべく上の子優先にして日中は一緒に遊んだり、子育てイベントに2人を連れて参加したりしていました。
ですが、やはり夜中の授乳に加えて日中は1歳の子と遊びながら下の子のお世話をしていたら、だんだんと自分の感情がなくなっていき気づいたら涙が出ている、という状態が続きました。
何をしていても悲しくなり、もう無理、育てられない、と思うようになりました。
保健センターへ連絡
このままだと子どもたちによくないし、もうどうしたらいいかわかならくて保健センターに連絡しました。保健センターの人に子どもを短時間でも預ける方法があったら教えてほしかったのです。
私がもう育児が限界だということを話すと、「今から伺っていいですか?」と言われて夕方に家に保健師さんがきました。そこで話を聞いてもらううちに涙がぽろぽろ出てきました。自分の気持ちを素直に話すことなんてなかったので今まで頑張ってきて張りつめていた感情がどんどんあふれてきました。人に話を聞いてもらうのって大事だなと思いました。
保健師さんからの提案で、週に1回ボランティアの保育士さんが2時間ほど家に来て子どもの相手をしてくれることになりました。
再び限界くる
週に1回、ボランティアの方がきて絵本などを読んでくれるようになったのですが、その間私は別室で休んでいいわけでなく一緒にいてくださいと言われました。遊んでくれて気分転換にはなるのですが、気を使ってしまい逆に疲れてしまいました・・。来てくれるのはとてもありがたかったのですが、人といるのが疲れてしまいました。私に必要だったのは遊んでくれる相手というよりも1人になって休める時間だったんだなと今になって思います。
保健師さんに現状(無気力、悲しくなるなど)相談したところ、心療内科に行って話を聞いてもらってはどうか、ということになりました。
心療内科を受診
精神的に限界だったので、心療内科を受診することになりました。心療内科では今のわたしの状態の話を詳しく聞かれて診断名は「うつ病」でした。
診断書を書いてもらい、保育園に入れるかどうかというところまできました。
ちなみに、保健師さんからは子どもたちを乳児院にショートステイさせてみるのはどうか、という提案もしていただきました。たしか期間は2週間くらいだったと思います。ショートステイの話、保育園に入れるか、を考えることになりました。正直、そういうことすら考える気力がなかったです。とにかく辛い、とにかく今どうにかしてほしかったのです(泣)
認可外保育園の一時保育を利用することに
私が選んだ決断は、「認可外保育園の一時保育を利用する」ことでした。市の保育園に入れるとなると週5で通わせることになります。ショートステイも2週間は子どもたちと会えないです。たしかに、そうすることで心身ともに休むという選択もありだと思いました。ただ、私はまずは週に2、3回一時保育を利用してみようと思いました。市の一時保育はリフレッシュ目的だと月2回までしか利用できず、そもそも予約がいつもいっぱいでとれなかったので認可外を利用することにしました。お金はかかってしまいましたが、その時はそうすることしかできませんでした。
上の子が満3歳クラスへ入園
一時保育を利用しながらなんとか毎日過ごして、上の子が3歳になるタイミングで幼稚園の満3歳クラスへ入園しました。保育料無償化になり本当に助かりました。ここで金銭的な負担が少し軽減しました。上の子が週5で幼稚園へ通うようになったので下の子とその間公園へ行ったりする時間ができ気持ちに余裕ができました。
自律神経失調症になる
上の子3歳、下の子が1歳になり、また調子が悪くなりました。幼稚園で頑張っている分家では甘えたい上の子とまだまだ目が離せない下の子のお世話でだんだんと体調がおかしくなっていきました。1日中めまい、耳鳴り、頭痛などが起こるようになりました。常に子どもたちのお世話をしていて気持ちが張りつめていることで夜も眠れなくなりました。子どもといると動悸がしたり呼吸が浅くなるようになりました。
再び心療内科を受診
毎日の体調不良で育児が辛くて再び心療内科を受診しました。症状を説明し、安定剤と漢方を処方されました。幼稚園の行事や子どもたちと出かける時は事前に安定剤を飲むようにしてなんとか過ごしていました。
夫も私の様子がおかしいことから育児や家事の負担を今まで以上に多めにやってくれるようになりました。
運動不足なのかと思ってエアロビなどやってみるものの、5分もしてくるとめまいがしてきて動悸がして倒れそうになりました。当時の私は慢性的な疲れ、ストレス、寝不足でした。動くことよりも休むことが大切だったと思います。
下の子が4歳になりやっと落ち着いてきた
下の子が幼稚園に入ったことで楽になると思っていましたが、それまでの疲れがどっと出たのか、子どもたちが幼稚園に行っている日中は体が痛くて動けずに休んでいることが多かったです。それほどまでに疲れていたのだと思います。幼稚園から帰ってきてお世話するのはしんどかったです。下の子が4歳になったくらいからぐっすりと夜眠れる日も増えてきてめまいなども減りました。やっと自分自身を取り戻してきた感覚がありました。薬も飲まなくても良くなりました。疲れが溜まることもありますが、悲しくなったりすることもなくなりました。
『疲れたら休む』を繰り返すことが大事だと気づきました
今現在6歳と4歳になった子どもたちがいます。辛い日々は本当に長く感じました。いつ終わるんだろう、と気が遠くなる日々でした。子どもたちのために頑張ろう、と頑張りすぎていたんだと思います。毎日公園に行かなくてもいいし、ダラダラしている日があってもいいって今なら思います。休んだっていいし、笑えない日があってもいい、子どもに説明してママ休むねって言って休んだっていいと思います。育児は長期戦、ちょっと辛いな、疲れたなって思ったら休む、そして元気に子どもと接する、の繰り返しだと思います。全力で関わるのも大事だけど、それで疲れちゃうなら低空飛行でもいいと思います。
今育児がしんどいと思っている方に、ここにも同じような人がいるよ、1人じゃないよ、って思ってもらえたら幸いです。
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