無痛分娩って実際どうなの?実体験をご紹介!
無痛分娩で産んでみたいけど未知の世界で不安・・
実際どういう流れで無痛分娩するの?本当に痛くない?
日本でも無痛分娩ができる施設がありますが、2022年時点で全分娩の8.6%とまだまだ低い数字です。私の周りでも無痛分娩を選択した人は聞いたことがないです。実際に無痛分娩で2人産んだのでそのメリット・デメリットや流れについてご紹介いたいします。病院によって無痛分娩の流れや方法は異なりますので、あくまで一個人の体験談として見てください♪
無痛分娩で感じたメリット、デメリット
メリット
①分娩日を決められるので予定が立てやすかった
私が無痛分娩をした総合病院では出産予定日の2週間ぐらい前に無痛分娩をする日を決めて前日から入院し、次の日に出産という流れでした。2人目以降の場合、上の子の預け先の確保や準備などがしやすくなります。いつ陣痛がくるのかとドキドキしなくて良いので安心でした。
②穏やかに過ごせた
私は1人目も2人目も無痛分娩にしましたが、その大きな理由が「陣痛による痛み」に対する不安でした。
もともと心配性、不安症で出産についても検索しまくっていたのですが、妊娠中とても不安になってしまって無痛分娩をしている総合病院に妊娠30週くらいで転院しました。それからは陣痛に対する不安は軽減され、穏やかな気持ちで過ごすことができました。
もちろん、出産は何があるかわからないという不安はありましたが、痛みの部分だけでも解消されて気持ちが楽になりました。
③陣痛中も余裕で話せた
無痛分娩の麻酔を入れてからは陣痛がきてもちょっとお腹が痛いかな?くらいで看護師さんや夫とも普通に会話ができていました。落ち着いて赤ちゃんを迎えられたので良かったです。
④体力温存できた
無痛分娩の最大の魅力は体力温存ではないでしょうか。力を入れたのは最後にいきむときくらいで体力を使わずに産めました。そのおかげで、入院中の授乳もあまり疲れずにできましたし退院後のお世話もスムーズにできました。産後のお世話を考えると体力を残せたのはとてもメリットだったと考えます。
デメリット
①硬膜外麻酔のリスクがある
無痛分娩の際に硬膜外麻酔をするのでいきむときに力が入りづらかったり、低血圧の副作用などがあります。
②麻酔が効かない可能性
硬膜外麻酔が効かない場合は、痛い中出産しなければならないので無痛分娩を選択したが痛かったという人もいるようです。
③費用の問題
無痛分娩は自然分娩に比べて費用が高くなります。硬膜外麻酔を行う麻酔医が必要となるため無痛分娩ができる病院も限られており、施設によっては10万円以上かかるところもありなかなか気軽には選択できないのが現状です。
無痛分娩の流れ(あくまでも私の場合です)
無痛分娩前日に入院
無痛分娩予定日の前日の夕方から入院します。お腹にモニターをつけて30分程度赤ちゃんの様子を見ました。
その後、医師の内診がありました。この時の診察で子宮口を見てもらい、場合によってはラミナリア(子宮頚管を広げる処置)を入れるためです。ちなみに私は1人目の時は入れました。少し痛いですが我慢できるくらいの痛みでした。2人目は十分に広がっていたので入れずに済みました。
前日はモニター、診察のみであとは自由時間でした。(テレビ見るくらいしかできず暇でした笑)
分娩当日朝、陣痛室に移動
当日の朝に着替えをしてお産ショーツ、産褥パッドをあてます。飲み物などを持って陣痛室へ移動します。
お腹にモニターをつけて点滴開始
お腹にモニターをつけて、点滴をします。点滴はまずは子宮頸管をやわらかくしてお産がすすみやすくなるお薬をします。その後促進剤を点滴します。促進剤はお腹のはりを見ながら調整していました。
硬膜外麻酔開始
しばらくしてから医師がきて看護師におさえられながら硬膜外麻酔を背中にしました。痛みはそこまでなく背中にひんやりするものが流れてくる感じがしました。
子宮口確認
硬膜外麻酔が効いてくるとお腹の痛みはなくなり、30分ごとぐらいに看護師さんが子宮口の開き具合を確認しにきました。麻酔の効果がなくなって痛みが出てきたら医師が麻酔を追加してくれて痛みはなくなりました。
子宮口がほぼ全開となり、分娩室へ移動
子宮口が全開となったら分娩室へ移動し分娩を開始します。陣痛に合わせていきむのですが、痛みがないのでこれが難しかったです。
お腹に力を入れる感じで何回か力を入れましたがもっといきんで!と怒られました(笑)ちなみにこの時も痛みは全くなかったです。何度かいきんでなかなか出てこないので最後は少し吸引されて無事赤ちゃんが出てきました。
いきんだので少し疲れましたが、体力も残っており看護師さんや夫と談笑などしてました。
処置が済んだらお部屋へ移動
色々な処置が済んでお部屋へ移動しました。まだ麻酔が効いているので車椅子で移動しました。
まとめ
以上が私の無痛分娩の体験談になります。無痛分娩については賛否両論あると思いますが私はやって良かったです。3人目産むとしたらまた無痛分娩にしたいです。
出産方法の1つのご参考になりますと幸いです♪
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